galleryデザイン実績

不動の人気No.1 『飲食店』
カフェ
カフェ
―『余剰』から『余韻』へ―
このマンションには、住民も持て余す謎の共用スペースがありました。ダダっ広く、用途も決まっていないその空間は、長年ただの通路のように扱われていました。しかし、ある日、住民の一人がふと口にした「ここ、もっと活用できたらいいのに…」という何気ない一言がきっかけで、このプロジェクトは動き出しました。
私たちが提案したのは、「居住者だけでなく、地域にも開かれたカフェ」。
マンションの住民が気軽に集まり、地域の人々とも交流できる場にすることで、街の新たなコミュニティスペースになることを目指しました。
設計のポイントは、落ち着きと開放感の両立。温かみのあるナチュラルな素材を使い、窓際にはゆったりとした席を配置。壁面には間接照明を施し、柔らかい雰囲気を演出しました。居住者が朝のコーヒーを楽しむもよし、近隣の人々が午後のひとときを過ごすもよし。カフェの誕生によって、この場所は単なる「余剰」から、「余韻」を愉しむ特別な空間へと生まれ変わりました。
現在では、ここでの出会いをきっかけに新たな交流が生まれ、住民同士のつながりも強くなったと好評をいただいています。
「ただの共用スペース」から、「人々が集う居心地のいい場所」へ。設計の力で、そんな変化を生み出すことができました。
【基本データ】
■案件区分:実施(下積み時代の担当案件)
■工事種別:改装(マンション内の空きスペース)
■面積:約15坪
https://archiconcierge.jp/eatery/lp4/
ケーキ屋&カフェレストラン
ケーキ屋&カフェレストラン
―変わらない味、変わり続ける姿―
創業から数十年、多くの人々に愛され続けたこのケーキ屋は、ある大きな決断を迫られていた。テナントビルの建て替えに伴い、移転とリニューアルが必要になったのだ。
「新しい時代に合ったデザインにしたい。でも、変わらずに愛してくれているお客様の期待も裏切れない」
オーナーの想いを受け、私たちは新旧のバランスを絶妙に保つデザインを考案。まず、ブランドの象徴だったピンクのカラーリングはそのままに、トーンを少し洗練させることで現代の感覚にもなじむものに。店内の装飾も、過去の店舗のエッセンスを取り入れながら、開放感と温かみを両立させる空間へと進化させた。
開店初日、長年通い続けた常連のご婦人が、新装オープンした店を見て目を細めた。
「変わったのに、変わってないわね」
この言葉こそが、私たちの目指したリニューアルの答えだった。新しい世代の若者たちの間で話題になる一方で、昔からのファンが変わらぬ味に安心して足を運ぶ。新旧が交わるこの場所で、これからもたくさんの「おかえりなさい」と「はじめまして」が交差し続けることだろう。
【基本データ】
■案件区分:実施(下積み時代の担当案件)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約50坪
https://archiconcierge.jp/shop/20211214112433/
うどん屋
うどん屋
―東京初進出のうどん屋が描く新たな物語―
「東京でも、本場の味をそのまま届けたい。」
そんな想いを胸に、宮崎発の老舗うどん店が都心のショッピングモールへと挑戦を決意しました。
当初、内装デザインは伝統的な和の趣を強調し、格子組のサッシを用いた純和風のスタイルを検討。しかし、モール内の環境や周囲の店舗との調和、そして何よりも「うどんを楽しむ賑やかな空間」を伝えたいという想いから、オープンなガラスサッシのデザインに変更。外からでも店内の活気や、茹でたての湯気が立ち上る様子が伝わるよう工夫しました。
店内は、宮崎の食文化と東京の洗練された雰囲気を融合。壁面には、うどんのこだわりを伝えるビジュアルや、職人の技を描いたイラストを配し、視覚的にも「おいしさ」と「物語」を伝える空間に。客席レイアウトは、1人でも気軽に立ち寄れるようカウンターを設けつつ、家族連れや友人同士がゆっくり過ごせるテーブル席も確保しました。
こうして完成したこの店舗は、単なる「食事の場」ではなく、宮崎の文化と職人の想いを東京の人々に届ける舞台となりました。オープン当日、多くの人が店の前に列を作り、「本場の味」を求める期待が感じられました。
【基本データ】
■案件区分:実施(下積み時代の担当案件)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約20坪
https://archiconcierge.jp/eatery/20211221105407/
ラーメン屋
ラーメン屋
ー幸せいっぱいなその一杯ー
「いつか自分の店を持ちたい」その一言から、物語は始まりました。
脱サラした店主が夢を託したのは、都心のサラリーマン街。駅から歩いて5分、昼夜問わず人の流れが絶えない通りの一角に、18席のカウンターだけのラーメン店が誕生しました。店主が目指したのは、“一杯で完結する料理”。
スープの奥深さ、麺の存在感、そして香り立つ油のバランスまで緻密に設計された一杯は、ラーメンというジャンルの枠を超え、「一品料理」として成立する完成度を誇っています。
その味わいにふさわしい空間を。
内装は、まるで一杯のラーメンをそのまま空間に置き換えたかのように、無駄を削ぎ落としたシンプルな構成。しかし、木の温もりや陰影の美しさ、素材の重なり方など、細部には“奥行き”が宿っています。まさに、味わうたびに発見があるラーメンと同じように、何気ない佇まいの中に深みを感じる設計を意識しました。昼休みに訪れるサラリーマン、仕事帰りに立ち寄る常連、ふとしたきっかけで足を運んだ一見客。
誰もが気軽に立ち寄れて、けれど、どこか背筋が伸びるような静けさと凛とした空気が漂うこの店は、まさに「一杯にすべてを込めた」空間となりました。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約12坪
https://archiconcierge.jp/eatery/lp1/
カレー屋
カレー屋
―こだわりは、変わる。それがいい―
「自分の手で作る店にしたいんです!」
そう話すのは、このカレー店のオーナー。長年、カレー好きが高じて、ついに自分の店を開くことを決意した。だが、大手チェーンのように完成された内装ではなく、手を加えながら育てていく、そんな空間にしたいと考えていた。
スケルトンの状態からスタートした店づくり。予算を抑えるため、内装の一部を自分たちで仕上げる「セルフビルド」に挑戦することに。そこで提案したのが、ベニヤ板を活かしたシンプルなデザイン。しかし「ただのベニヤ貼り」では単調になってしまう。目地のラインや貼り方を工夫することで、独特のリズムを生み出し、温かみのある表情を持たせた。
「汚れたらペンキを塗ればいいし、気分が変わったらカスタムできる。そんな〝成長するデザイン〟が、この店には合っている気がします。」
そう語るオーナーの目は、次のアップデートをすでに見据えている。
完成して終わりではなく、変化を楽しめる店づくり。
この空間は、オーナーの手で少しずつ表情を変えながら、今日もスパイスの香りとともにお客様を迎えていることだろう。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約8坪
https://archiconcierge.jp/eatery/20250429091832/
小料理屋
小料理屋
―常連が集う、温もりの小料理屋―
「おかえりなさい」
暖簾をくぐると、店主の穏やかな声が迎えてくれる。カウンター越しには、湯気立つおでん鍋と、静かに酒を注ぐ手元。ここは、街の喧騒を離れた小さな隠れ家。
長年勤めた会社を辞め、念願の店を持つことを決めたご夫婦。予算は限られていたが、「華美ではなく、肩肘張らず、誰もが自然と立ち寄れる店にしたい」という強い想いがあった。
そこで設計のコンセプトは「居心地の良いシンプルさ」。
カウンターはお客様との距離を縮め、会話が生まれる場所に。小上がり席を設けることで、ゆったりとくつろげる空間を確保。実はこの小上がりの下には、限られたスペースを有効活用するための収納も組み込まれている。シンプルだからこそ、使い込むほどに味が出る、そんな設計を目指した。
扉の向こうには、笑顔で杯を交わす常連たちの姿がある。新しい客もすぐに輪に溶け込み、いつの間にか馴染みの一人になる。ここはただの居酒屋ではない。「また帰ってきたくなる」そんな場所なのだ。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約8坪
https://archiconcierge.jp/eatery/20250501145447/
学生食堂
学生食堂
ー食堂から、学生たちの社交場へー
その大学には、長らく「誰もが知ってはいるが、あまり立ち寄らない」食堂がありました。白い蛍光灯の下に、無機質なテーブルと椅子が等間隔に並び、会話の音もはばかられるような静寂。決して“まずい”わけではない。でも“楽しい”場所でもない。食堂が、ただの「栄養補給の場」になってしまっていたのです。
私たちはまず、「ここに足を運ぶことが自体が楽しみになる空間」を目指しました。
インスピレーションは、ホテルのビュッフェラウンジ。濃色の木目と間接照明が織りなす重厚で落ち着いた空間は、まるで学内にもうひとつの“社交場”を生んだような錯覚さえ抱かせます。
配置も一新し、少人数でも気兼ねなく過ごせるようなソファ席や、グループ学習にも使える可変型のテーブル席を導入。昼はカフェテリア、夜は学内イベントやセミナー後の立食パーティーなどにも転用できるよう、可動式の照明や家具を設計に織り込みました。
通り過ぎられるだけだった場所が、「誰かを誘って行きたい」と思われる、学生たちの“お気に入りの大好きな居場所”へと変貌を遂げました。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約79坪
https://archiconcierge.jp/eatery/20211209161015/
スタンディングバー
スタンディングバー
―樽と想いが生きる、小さな名店―
ある日、ひとりのバーテンダーが訪ねてきた。
「本物のウイスキーが飲める場所をつくりたいんです」
彼は長年、名のあるホテルのバーで腕を磨いてきたが、もっと自由に、もっとこだわりを詰め込める小さな店を持ちたいと考えていた。場所はたった5坪。限られた空間の中で、いかに"本物"を表現するかが課題だった。
そこで、彼が愛してやまないウイスキー樽を内装に生かすことを提案。カウンター正面には解体したオーク樽を貼り、その深みのある木目が店の雰囲気を決定づけた。さらに、世界中の蒸溜所を巡って集めたペナントやエンブレムを壁に配置し、ただの装飾ではないオーナーの旅の軌跡と人生を刻んだ、ウイスキーの物語を感じられる空間を体現した。
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約5坪
https://archiconcierge.jp/eatery/lp2/
スポーツバー
スポーツバー
ー夢の始まり、キックオフー
大学を卒業してすぐの春、3人の若者が小さなビルのテナントに集まった。
彼らはサッカー部の仲間。卒業式のあとも、それぞれ違う道に進んだわけじゃなかった。
「俺たち、やっぱり“サッカーのある場所”をつくりたいよな」
そんな一言から、このスポーツバーの計画は始まった。
キーワードは、「本場イギリスの熱狂を、そのまま街角に」。
ただ観戦するだけじゃない。知らない同士がゴールに歓声を上げ、ハイタッチを交わす。そんな、心がほぐれる空間を目指した。
内装は、ユニフォームのような赤と黒をベースに。
テーブルや壁には、プレミアリーグの名シーンを切り取ったフォトパネルや、彼らが現地で買い付けたサポーターグッズが飾られている。
看板メニューは、なんといってもイギリス仕込みのフィッシュアンドチップス。
開業前、3人でロンドンへ渡り、老舗パブで食べ歩きながら本場の味を研究したという。
「ただの揚げ物じゃない。これは“スタジアムの記憶”なんだ」と、店主のひとりは語る。
オープン初日は、正直ガラガラだった。
でも1ヵ月後のプレミアのダービーマッチの日、店は歓声と笑顔で満たされた。
「うち、初めて来たけど、なんか落ち着くね」
そんな言葉をかけられたとき、3人はこっそりガッツポーズを決めたらしい。
サッカーがただのスポーツじゃないように、この空間もただの「店」じゃなくて、誰かの心を動かす「場所」であってほしい。
【基本データ】
■案件区分:実施(下積み時代の担当案件)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約20坪
https://archiconcierge.jp/eatery/lp2/
キャバレークラブ
キャバレークラブ
―新生VIPルームの誕生―
かつて、このVIPルームは、時代の名残を感じさせるギラついた装飾に覆われていた。金色のモールディング、大理石調のテーブル、クリスタルのシャンデリア。豪奢ではあるが、どこか古くさく、かえって息苦しさを感じさせる空間だった。
「この部屋は特別感を残しつつも、もっと洗練された雰囲気にしたいんだよね」
改装を依頼したのは、このキャバレーのオーナー。かつて自身もプレイヤーとして華やかな時代を生き抜いてきたが、時代の変化を敏感に察知し、新しい世代の感性に合う空間へと生まれ変わらせたいと考えていた。
そこで採用したのが、壁から天井にかけて統一されたリブ材とミラーの組み合わせ。素材感を活かしながらも過剰な装飾を抑え、光の反射を利用することで、VIPルームならではの特別感を演出した。壁に施された間接照明は、まるで波打つように陰影を生み、座る場所によって異なる表情を見せる。
「ゴージャスだけど嫌味がない、まさに大人のための空間だね」
完成後、オーナーは満足そうにそう呟いた。かつてのバブリーな時代の名残を感じさせつつも、現代の洗練をまとった新生VIPルーム。その空間は、今夜も特別な客を迎え、静かに物語を紡いでいく
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(既存店の一部)
■面積:約7坪
https://archiconcierge.jp/eatery/20250430144634/
パブ
パブ
ー世代をつなぐ、まちのハブとなるパブー
「最近、若いお客さんがまったく来なくてねえ」
初めて訪れた現地で、ママの口から出た第一声でした。
昭和からこの街を見守ってきたスナック。カウンターには年季の入ったスツール、壁には色あせた鏡、天井には装飾照明……どれも愛されてきた証ではあるけれど、若い世代にとっては少し敷居が高いかもしれない。
「昔の常連さんは変わらず来てくれる。でも、それだけじゃ未来がないと思うのよ」
ママのその言葉に、この店の“これから”を共に描いていこうと決めました。
目指したのは、誰にとっても居心地のいい「交差点のような場所」。
スナックの良さである親密さと、イギリスのパブのような品のある空気感をミックス。過剰な装飾は削ぎ落とし、木の温もりと間接照明が静かに空間を包み込みます。カウンターに座れば、常連とも初めての客とも、自然と会話が生まれる。そんな場所を目指しました。
【基本データ】
■案件区分:実施(下積み時代の担当案件)
■工事種別:改装(既存店の改修)
■面積:約16坪
https://archiconcierge.jp/eatery/20250430144634/
ガールズバー
ガールズバー
ー都会の片隅の“大人のたまり場”ー
カウンター越しにグラスを磨く彼女の背中がどこか頼もしく、華やかさとは違う内に秘めた芯の強さ。
オーナーが目指したのは、"ガールズバー"という言葉の先入観を覆す場所。
派手な装飾や眩しすぎる照明は必要ない。
必要なのは、"気取らずに、でも少しだけ背筋を伸ばせる" そんな空気。
モノトーンでシックに設えた内装に、白く輝く大理石のカウンター。
間接照明がグラスに反射し、ふとした仕草を美しく見せる。
「安っぽく見せたくないんです」と、オーナーは何度も繰り返した。
その言葉が、この空間の背骨になった。
エントランスのサインは最小限。
大人たちが「ただいま」と言える場所を目指して。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約12坪
https://archiconcierge.jp/eatery/20250430144634/
定番で人気の『物販店』
ブランドショップ(路面店)
ブランドショップ(路面店)
―海外ブランドの夢、日本の職人技で実現―
海外ブランドが日本初出店を果たすとき、その店舗デザインには特別な意味がある。本国のデザイナーが描いたビジョンを忠実に再現しながらも、日本市場に適した形へと昇華させる。そんな挑戦が、このバッグブランドショップのプロジェクトだった。
スケルトン状態のテナントからのスタート。デザインの鍵となったのは、ブランドが大切にする「曲線美」。しかし、当初のデザイン案をそのまま実現するには、施工の難易度、コスト、さらには法規制の壁が立ちはだかっていた。
そこで、日本の職人たちの技術と設計チームの知恵を結集し、曲線的な内装造作を可能にする独自の手法を採用。見た目の美しさを損なわず、かつコストを抑えた設計へとリアレンジ。日本流の細やかな設計アプローチと、職人たちの精緻な仕事が融合し、最終的にはブランド本国のデザイナーも驚く仕上がりとなった。
ただの店舗ではなく、ブランドの〝顔〟となる空間づくり。その責任の重さとプレッシャーの中で生まれたこの空間は、今、日本の街角でひときわ洗練された輝きを放っている。
【基本データ】
■案件区分:実施(下積み時代の担当案件)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約10坪
https://archiconcierge.jp/shop/lp5/
ブランドショップ(百貨店)
ブランドショップ(百貨店)
ーひと目惚れは、空間から始まるー
オープン初日の朝、誰よりも早く店の前に立っていたのは、ひとりの女性でした。
バッグのデザインに一目惚れしたと話す彼女は、実は数ヶ月前に放送された海外ドラマのファン。
ヒロインがドラマの中で身に着けていたあのバッグ。巷で話題沸騰のブランドが、ついに関西初上陸となったのです。
デザインのキーワードは「大人の気品」。
展示数をあえて絞り、ひとつひとつのアイテムに「選ばれし一点」としての物語を与える空間構成を目指しました。
什器はあくまで引き立て役。光と影が織りなすリズムが、アクセサリーの質感をそっと際立たせます。店舗前を通る人が、足を止め、思わず引き寄せられてしまうような“気配”をどうつくるか。
設計の過程では、照明の角度、壁面の素材、ロゴのサイズにいたるまで、徹底的に検証を重ねました。
結果として、売場面積は決して広くないにもかかわらず、お客様の滞在時間を延ばすことに成功しました。
単なる物販スペースではなく、「ブランドの世界に一歩足を踏み入れた」という実感を与える空間づくりが叶いました。ひとつのバッグから始まる物語に、空間が静かに寄り添う。
そんな想いで設計した一例です。
【基本データ】
■案件区分:実施(下積み時代の担当案件)
■工事種別:改装(百貨店売場の1区画)
■面積:約4坪
https://archiconcierge.jp/shop/lp5/
コスメショップ(百貨店)
コスメショップ(百貨店)
―百貨店の中に、新たな輝きを―
リニューアル前、このコスメショップの空間は、長年の使用による劣化が目立ち、什器も統一感に欠けていました。しかし、ブランドの世界観を損なうことなく、限られた予算の中でどこまで洗練された空間にできるかが課題でした。
そこで、什器をすべて新調するのではなく、既存の什器を活かしながら新たな表情を加える手法を採用。特に中央の丸型什器は、もともと別の店舗で使用されていたものを、丁寧に化粧直しすることで再利用。新品と見違えるほどの仕上がりになりました。
什器の木目の色をコンセプトごとに変えることで、ゾーニングを自然に演出し、来店客が迷わず商品を手に取れる工夫もプラス。什器自体の存在感を抑えながらも、商品が引き立つデザインに仕上げました。
まるでコスメで美しく変身するように、空間もリフレッシュ。限られた条件の中でも、アイデアと工夫で生まれ変わることができる。そんな可能性を感じられるプロジェクトとなりました。
【基本データ】
■案件区分:実施(下積み時代の担当案件)
■工事種別:改装(百貨店売場の1区画)
■面積:約7坪
https://archiconcierge.jp/shop/20211106131703/
デリカショップ(ホテル)
デリカショップ(ホテル)
ー三つ星の中の一つの“違和感”を消すためにー
格式あるラグジュアリーホテルの一角に、そのスペースはありました。
ロビーには静謐な時間が流れ、客室フロアは重厚な気品に満ちている。けれど、唯一その“デリカコーナー”だけが、どこか場違いな空気をまとっていました。ホテルの格とは釣り合わない雑多な什器、気まぐれな陳列、導線を妨げるレイアウト。まるで「とりあえず置かれた売店」のような印象でした。
「泊まる前にちょっとだけ買いたい」「朝、部屋で軽く食べたい」そんな利用者の心理と動線が、ここではまったく考慮されていなかったのです。
私たちがまず行ったのは、“滞在者の行動分析”でした。
チェックインからエレベーターまでの動き。朝の支度をする宿泊者のリズム。手に取りやすい商品とは、どんな配置か。どこに目線が向くのか。そして「思わず買ってしまう」のは、どんなタイミングか。
データではなく、現場と身体感覚に基づくインサイト。これに沿って、導線の邪魔になっていた冷蔵ケースを移動し、あえて視線の流れに“たまり”をつくる陳列を設計。高級感ある間接照明と、素材の質感を引き立てるディスプレイで、空間の印象を刷新しました。
「ここ、いつの間に変わったの?」と気づかれない程度に、けれど、確実に“選ばれる場所”へ。
目指したのは、ホテルの格式にふさわしい“静かな高揚感”を生む売り場です。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(ホテルの1区画)
■面積:約34坪
https://archiconcierge.jp/shop/20250430091316/
パン屋
パン屋
ーパンの味は、空間の記憶で深まるー
夫婦で焼き続けてきた、素材にこだわったパン。
大切にしてきたのは、飾らず、まっすぐに、粉と水と塩だけで味わいを伝えること。
そんな想いを包み込む店舗空間が必要でした。
「惣菜パンや甘いパンじゃなくて、素材のパンだけで勝負したい」
開業前、そう語ったご夫婦の目は真剣そのものでした。
設計の主軸となったのは、「引き立て役としての空間」。
パンの輪郭が映えるよう、壁面は光を柔らかく反射する白の塗り壁に。
アクセントとして使ったオーク材のカウンターと棚は、素朴さの中に温度を感じさせます。
照明は明るすぎず、パンの焼き色が最も美味しそうに見えるトーンを何度も検証しました。
内装のイメージパースが完成したときにご夫婦が小さくつぶやいた言葉が忘れられません。
「この空間なら、パンに嘘がつけないね」
朝から漂う香ばしい香りの中、ひとつひとつのパンが、まるでこの場所を待っていたように、木の棚に並んでいく様子が目に浮かびます。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約12坪
https://archiconcierge.jp/shop/20211214112433/
https://archiconcierge.jp/shop/20211107145247/
コアな要望が多い『サービス店舗』
コインランドリー
コインランドリー
―心までふんわり乾く場所―
「洗濯物が溜まってしまった…」
「家の洗濯機じゃ乾きにくいし、早く仕上げたい!」
そんな時に訪れるコインランドリーは、便利だけれど無機質な空間になりがち。
でも、もしそこがただの洗濯場ではなく、心地よく過ごせる場所だったらどうだろう?
このコインランドリーの設計コンセプトは、「家事の時間を、ちょっとした贅沢なひとときに変えること」。
洗濯機の回る音をBGMに、ふと窓の外を見ると、陽だまりのテラスでコーヒーを片手にくつろぐ人の姿。
地域の人々が自然と集まり、何気ない会話が生まれる。そんな「交流の場」としても機能するランドリーを目指した。
内装は、柔らかな木の質感を活かし、ナチュラルな温もりを感じられるデザインに。
外観は爽やかなブルーの木目調に仕上げ、ランドリー特有の無機質なイメージを払拭。
また、テラススペースを設けることで、洗濯の待ち時間も有意義に過ごせるよう配慮している。
「ただ洗濯をするだけの場所」から「ここに来るのが楽しみになる場所」へ。
そんな想いを込めて設計した、地域に寄り添うコインランドリーです。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:新築(プレハブ)
■面積:約15坪
https://archiconcierge.jp/service/lp8/
観光案内所
観光案内所
―つなぐ場所、ひらく空間―
かつてこの場所には、何の変哲もない空き地が広がっていました。観光地として名高いこの下町には、国内外から多くの人が訪れるものの、地域の情報を得る場がなく、街の魅力を十分に伝えきれていないという課題がありました。
そんな中、地域の商店会や町内会から声が上がります。
「ここを、ただの通り道ではなく、人が立ち寄りたくなる場所にできないか?」
「この街の魅力をもっと知ってもらうための拠点がほしい!」
そこで私たちは、単なる観光案内所ではなく、人と街をつなぐ空間を提案しました。建物は敷地いっぱいに建てるのではなく、余白を生かした設計とすることで、訪れる人が自然と足を止める心地よい場を創出。屋外テラスでは、旅の計画を立てたり、地域の人と交流したりすることができます。外観デザインは、日本らしさを感じられる和モダンを取り入れ、特に外国人観光客にも親しみやすい佇まいを目指しました。
もしこの案内所が実現すれば、観光客の滞在時間が伸び、地域のお店にも足を運ぶ人が増え、街の新たな賑わいの拠点となるはず。私たちは、そんな未来の風景を思い描きながら、この提案を形にしました。
街を訪れた人々と地元の人が笑顔で言葉を交わす、そんな日常がここに生まれることを願っています。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:新築(プレハブ)
■面積:約21坪
https://archiconcierge.jp/public/20211217111627/
カントリークラブ
カントリークラブ
―『特別な一日』を演出するクラブハウス―
ゴルフは、ただボールを打つだけのスポーツではありません。仲間と語らい、風を感じ、非日常の時間を楽しむ特別な一日。その始まりの場であるクラブハウスが、仮設だからといって味気ないものであってはならない。そんな想いから、このプロジェクトはスタートしました。本設のクラブハウス建て替えに伴う仮設営業所。当初、一般的なプレハブ仕様での計画が持ち上がりましたが、「それではお客様を迎えるにふさわしくない」との意見が多数上がりました。早朝から遠方より訪れるゴルファーたちにとって、クラブハウスは単なる受付ではなく、これから始まるラウンドへの期待を高める場所。そこで私たちは、仮設でありながらも上質な時間を演出できるデザインを提案しました。外観は、モダンなガラスファサードと温かみのある木目調の外装を組み合わせ、洗練されたデザインに。内装には、開放感のあるレイアウトと落ち着いた色合いを採用し、プレー前後のひとときを快適に過ごせるよう設計しました。また、ラウンド後に自然の景色を眺めながら余韻を楽しめるテラススペースも設け、クラブの「おもてなしの心」を形にしました。「仮設だから」と妥協するのではなく、「今だけの特別な空間」として最大限の魅力を引き出す。それがこのプロジェクトのコンセプトです。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:新築(プレハブ)
■面積:約70坪
https://archiconcierge.jp/public/20211217111627/
店舗デザイナーが考える『オフィス』
介護関連会社
介護関連会社
―未来を拓く、カフェライクなオフィス―
介護業界のイメージを一新する。それが、このプロジェクトの出発点だった。
依頼主は、地域に根差した介護関連の会社。これまでは「福祉=暗い、地味」という固定観念を払拭できずにいた。しかし、これからの時代、介護業界も変わらなければならない。そこで、新たなブランディングの一環として、オフィスデザインの刷新に踏み切った。
ターゲットは、これから採用していく20~30代の若い社員たち。彼らが誇りを持って働ける環境をつくることが、会社の未来につながる。だが、ただの「働く場」では意味がない。人が自然と集まり、活気に満ちた空間にすることが必要だった。
そこで採用したのは、カフェのようなデザイン。
無機質なオフィスの発想ではなく、木目と緑を基調にした温かみのある空間設計を行った。エントランスは、来訪者を迎え入れるレセプションとしての機能だけでなく、従業員が気軽にコミュニケーションを取れる場としても機能する。さらに、オフィスの一角には、プライベート感のある半個室のミーティングスペースを配置。従業員同士のアイデア交換や、気軽な相談が生まれる場となるように考えた。
結果として、オフィスはただの職場ではなく、地域の拠点となるような開かれた空間へと進化した。従業員はもちろん、訪れる人々が「ここで働きたい」「この会社と関わりたい」と感じる、そんな場づくりを目指したデザインがここにある。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約40坪
https://archiconcierge.jp/public/lp9/
設備メンテナンス会社
設備メンテナンス会社
―見えないものをデザインする―
ゼネコンから提案された新社屋のエントランスイメージCGを見て、社長の表情が曇ります。
「これじゃ、ただのオフィスビルだ。うちの会社らしさが全くない」
設備メンテナンスのプロフェッショナルであるこの会社は、縁の下の力持ちのように、普段は人の目に触れない部分を支える仕事をしています。しかし、だからこそ、自分たちのアイデンティティを象徴するエントランスが必要だと社長は考えました。
そこで、私たちに声がかかりました。
「設備業界らしさを表現できるデザインが欲しい」
私たちは考えました。設備とは、本来“見えない”もの。しかし、それこそがこの会社の存在意義ではないか? そう発想を転換し、通常なら隠される設備配管をあえてデザインの主役にする提案をしました。
ビビッドカラーの塩ビ管が壁から天井へと駆け巡るデザインは、配管の機能美を大胆に表現したもの。直線的なラインの重なりは、精密な技術と綿密な管理体制を暗示し、まるで会社の業務そのものを可視化したかのようです。
このデザインは、単なる装飾ではなく、会社の哲学を体現する「顔」となりました。社員が誇りを持ち、お客様が一歩足を踏み入れた瞬間に「この会社は何をしているのか」が直感的に伝わる空間。それが、このエントランスの最大の役割なのです。
「これだよ、うちが求めていたのは!」
社長の笑顔が、すべてを物語っていました。
【基本データ】
■案件区分:コンペ採用案
■工事種別:新築(エントランスのみ)
■面積:約3坪
https://archiconcierge.jp/public/lp9/
建設会社
建設会社
―技術が魅せるオフィス―
創業から数十年。地域に根ざした建設会社として、数多くの住宅や施設を支えてきた。しかし、時代は変わる。WEB集客を強化し、新たな顧客層にもアプローチしていく必要がある。
「新しいお客様が来やすいように、でも、長年支えてくれたお客様にも違和感のない空間にしたい。」
そんなオーダーから、この改装プロジェクトは始まった。
私たちが目指したのは、単なるオフィスではなく「ショールームのようなオフィス」。単に働く場ではなく、訪れる人に「この会社の技術力は本物だ」と直感的に伝わる空間。だからこそ、素材選びやディテールにはこだわった。
左官職人の手仕事が光るスパニッシュ仕上げの壁、視線をゆるやかに仕切る木ルーバー、そして床のさりげないR形状の貼り分け。一つひとつが、確かな技術の証明だ。これらは全て「職人の腕が試される施工」。完成した空間そのものが、この会社のクオリティの高さを物語る。
「ここなら任せても大丈夫だ。」
訪れた人がそう確信できる場所。新しい顧客との出会いを生み、長年の顧客には変わらぬ安心感を与える空間。オフィスを超えた、建設会社の“名刺”のような場がここに完成した。
【基本データ】
■案件区分:コンペ採用案
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約38坪
https://archiconcierge.jp/public/lp9/
工学関連会社
工学関連会社
ー働く人のための、静かで自由な居場所ー
「せっかく食堂があるのに、誰も使っていないんです。」
初めてこの計画の話を聞いたとき、担当者のその言葉が印象的だった。
そこは確かに、だだっ広い空間に無機質なテーブルとイスが並ぶだけの、"一応ある"社員食堂だった。
昼休みには数人がそっと弁当を広げるだけで、時間が過ぎればすぐに空っぽになる。
このプロジェクトで目指したのは、“食べるための空間”ではなく、“集うための余白”をつくること。
食事も、打ち合わせも、一人での思索も、ちょっとした雑談も。
働く人たちがそれぞれに過ごせる、境界のゆるやかな「第三の居場所(サードプレイス)」をデザインの軸とした。
食堂としての厨房設備はあえて設けず、持ち込んだお弁当やコーヒーで過ごせるカジュアルなスタイルに割り切る。
隣にはガラスで仕切られた小さな会議室も併設。
昼休みの談笑が、午後からのアイデア会議にシームレスにつながる。
内装は、木と鉄を組み合わせたインダストリアルなカフェのような仕上げに。
装飾を盛らず、少しラフな素材感が残ることで、空間に"余白"が生まれる。
その余白こそが、人を緊張させず、自然にこの場に集まらせる。
今ではランチタイムだけでなく、始業前のモーニングコーヒーの場に。
一人のPC作業に。ふとした雑談に。
この食堂は、ただの「食べる場所」ではなくなった。
誰にも強いられず、誰にとっても開かれた、静かで自由な時間が流れる空間へと変わっていった。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約68坪
https://archiconcierge.jp/public/lp9/
大声では言ってないけど…実はこんなのもできる『特殊用途』
温浴施設(建設会社オフィス)
温浴施設(建設会社オフィス)
ー働く手を、いたわる場所をー
建設現場で、汗と泥にまみれながら働く社員たち。
その背中には、日々の重みと誇りが同居している。
「せめて一日の終わりくらいは、身体だけでも“現場”から解放してあげたい」
そんな想いから、このリニューアル計画ははじまりました。
かつての共同浴場は、長年の使用により老朽化が進み、照明の暗さや冷たいタイルの床が、どこか“おまけ”のような存在になっていました。
社員の利用率も低く、「仕方なく入る」場所になっていたのです。
そこで私たちは、空間の役割そのものを再定義しました。
目指したのは、“仕事の延長線”ではなく、“仕事を終えた人のための場所”。
素材には、温泉施設を思わせる木と石を組み合わせ、照明は時間の流れに寄り添うような間接光で構成。
足を踏み入れた瞬間に、現場の喧騒をすっと遠ざけてくれる、そんな空間を目指しました。
たかが風呂、されど風呂。
ここでひと息つくことで、また明日も頑張れる。
そんな小さな再生の循環のデザインできたことを、少し誇らしく思っています。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約29坪
WC&パウダーコーナー(大学女子寮)
WC&パウダーコーナー(大学女子寮)
ーここで、明日が変わるー
「昔の学校にありそうな、薄暗くて冷たい雰囲気のトイレだったんです。なるべく行きたくないって、誰もが口にしていて…」計画の始まりは、寮に暮らす学生たちのそんな声でした。
学業に部活にアルバイトにと、毎日を全力で駆け抜ける彼女たちにとって、自分と向き合える時間はほんのわずか。その中でも“朝の身支度”や“夜のリセット”は、唯一静かに呼吸を整えるための貴重なひととき。
だからこそ、単なるトイレの更新ではなく、「明日を整える場所」に変えることがこのプロジェクトのテーマでした。無機質な内装を柔らかな木目と清潔感のある白を基調とし、冷たい印象の蛍光灯から電球色のダウンライトに。
そして何より、従来のトイレという枠を越えて、まるで小さなビューティーサロンのようなパウダーコーナーを設けた事がこの空間の最大のポイントです。
メイク直しやヘアセットができる個別のミラー付きカウンター。
ふとした時間に友人と並んで過ごせる、程よい距離感のベンチスペース。
「汚いから仕方なく使う場所」から、「ちょっと立ち寄りたくなる空間」へ。
設計の工夫は、空間だけでなく利用する意識さえも変えていきます。
「今日ここで髪を整えた自分、ちょっといい感じかも」
そんな気持ちの積み重ねが、きっと彼女たちの明日を後押ししてくれると信じています。
【基本データ】
■案件区分:計画案(未実施)
■工事種別:改装(スケルトン状態から)
■面積:約17坪
https://archiconcierge.jp/public/20211216153353/
専門家も認めるスキル『業界人が頼る一級建築士』
利用者の声①
利用者の声①
利用者の声②
利用者の声②
利用者の声③
利用者の声③
利用者の声④
利用者の声④
利用者の声⑤
利用者の声⑤
デザインはこうして生まれる『スケッチライブラリー』
デザイン(建築編)
デザイン(建築編)
デザイン(造作編)
デザイン(造作編)
ディテール(建築編)
ディテール(建築編)
ディティール(造作編)
ディティール(造作編)

information会社概要

住所:東京都千代田区東神田1丁目2-2 PRIME OFFICE東神田207
営業時間:9:00~18:00
定休日:土曜・日曜・祝日